チェルシーを粉砕した一撃 大物助っ人Jリーガーが母国メディアで回想「努力が成果に」

昨年、チェルシー戦でゴールを決めた川崎FWレアンドロ・ダミアン【写真:高橋学】
昨年、チェルシー戦でゴールを決めた川崎FWレアンドロ・ダミアン【写真:高橋学】

ブラジルメディアが川崎FWダミアンのインタビューを敢行 「日本人はとても親切」

 新型コロナウイルスの影響により、Jリーグを含む各国のリーグが中断を余儀なくされている。そんななか、昨年川崎フロンターレに加入した元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは母国メディアのインタビューに応じ、強豪チェルシー相手に叩き込んだ決勝弾を振り返っている。

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 J1は2月21日〜23日に開幕節を消化したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、第2節以降のリーグ戦の中断が決定。5月9日に再開予定となっていたが、現在は白紙に戻っている。サガン鳥栖との開幕戦(0-0)で先発出場したダミアンはリーグ中断期間にブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」のインタビューに応じ、日本での生活について語った。

「僕はもともと家庭的な人間なので、日々のルーティーンはほぼ変わっていない。街はコロナウイルスによるパンデミックに対し、うまく対応していた。昔からマスクを着用する習慣、社会的意識も備えていたことが助けとなった。日本人はとても親切だ。このクラブには、外国人を歓迎する文化がある」

 また、記事ではダミアンが昨年7月に行われた親善試合のチェルシー戦(1-0)で決勝弾を奪い、「フランク・ランパード新体制のチェルシーに初めて黒星をつけた」と指摘。ダミアン自身も世界的クラブのチェルシーを相手に決めたゴールは特別な思いがあったようだ。

「第一の目標は、ゴールであれアシストであれ、常にチームを助けること。だが、特にチェルシーのような強豪を相手にゴールを決めることでチームを助けられるのは本当に嬉しいことだ。日々の努力が成果につながったことに満足している」

 チェルシー戦ではスコアレスで迎えた後半42分に打点の高いヘディング弾を叩き込んだダミアン。川崎を勝利に導く一撃は、ロンドン五輪で得点王にも輝いた大物助っ人にとっても思い出深いゴールの1つとなったようだ。

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