リーガ現役選手の「勝利数ランキング」発表 歴代最多を誇る“生きるレジェンド”は?

(左から)ピケ、S・ラモス、メッシ、マルセロ、ブスケッツ【写真:Getty Images】
(左から)ピケ、S・ラモス、メッシ、マルセロ、ブスケッツ【写真:Getty Images】

2位ラモスに大差をつけたメッシが通算354勝で断トツ1位

 スペイン紙「マルカ」が、リーガ・エスパニョーラの現役選手を対象とした勝利数ランキングを紹介した。プロキャリア約20年の元スペイン代表MFホアキン・サンチェス(ベティス)やレアル・マドリードの主将DFセルヒオ・ラモスら名手揃いのなかで、頂点に立ったのはやはりバルセロナの“生ける伝説”、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシだった。

 所属クラブの勝利数ということで、キャリアの長さとチーム力が関係してくるランキングとなる。記事では上位8人が紹介され、8位には大ベテランのベティスMFホアキンがランクイン。2000年のプロデビューからまもなくキャリア20年を迎える38歳は、通算219勝を挙げているという。続く7位には222勝でオサスナやアトレチコ・マドリードなどで活躍した現アスレティック・ビルバオの元スペイン代表MFラウール・ガルシアが名を連ねた。

 上位6人はいずれもレアル・マドリードとバルセロナの所属選手となった。2009年からレアルでプレーする元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(236勝)、同じくレアルに07年から在籍するブラジル代表DFマルセロ(244勝)、バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケ(261勝)が6位から4位に入った。

 3位はバルセロナの生え抜きMFセルヒオ・ブスケッツで280勝。シャビやアンドレス・イニエスタといったレジェンドとともに、中盤を支え続けてきた31歳のスペイン代表MFは着実に多くの白星を積み重ねてきた。

 2位はレアルの現主将、スペイン代表DFラモスで315勝。05年からレアルでプレーする最古参選手であり、UEFAチャンピオンズリーグとリーガ・エスパニョーラでそれぞれ4度ずつ優勝を経験している。30日に34歳を迎えた今も衰え知らずのプレーを見せている。

 そして1位はバルセロナのメッシで、記録は354勝。2位のラモスにも大差をつけているが、これは現役選手のみならず、リーガ歴代最多記録でもある。百戦錬磨のメッシだがまだ32歳。今後もさらに記録を伸ばし、前人未到の400勝への到達も決して叶わない夢ではないだろう。

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