新型コロナの明暗… 日本とイタリアの“ギャップ”に海外注目「これ以上ギャンブルしない」

段階的な再開を目指すJリーグ。J1は5月9日リスタートを予定【写真:高橋学】
段階的な再開を目指すJリーグ。J1は5月9日リスタートを予定【写真:高橋学】

リーグ戦再開の目処が立った日本に対し、壊滅状態のイタリア

 現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、各国のリーグが中断している。Jリーグも延期の措置が取られているが、J1は5月9日を再開の目処とすることを発表した。海外メディアは日本と、感染者が爆発的に増えているイタリアの“ギャップ”に注目している。

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 中国で発症した新型コロナウイルスがいまや全世界で猛威を振るっている。Jリーグは2月22、23日に各カテゴリーの開幕戦を消化したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最終的に開幕戦直後にリーグ中断を余儀なくされた。一方、今月25日にはJ3が4月24日、J2が5月2日、J1が5月9日と段階的に再開していく方針を発表した。

 スペインメディア「El Desmarque」は「これ以上試合をしないイタリアと、75日間だけ中断する日本」と見出しを打ち、リーグ戦の再開に目処が立っている日本と、現在最も新型コロナウイルスの被害を受けているイタリアとの“ギャップ”に注目している。

 イタリアは急激な感染拡大により、現在では感染者7万人以上、死者は7000人を超えている壊滅状態にある。記事では、「日本では2月23日から中断されていたJリーグを5月9日に再開すると発表した一方、イタリアでは『これ以上ギャンブルしない』と悲観的だ」と伝えている。

 東京でも現在、オーバーシュート(感染者の爆発的増加)を懸念し、ロックダウン(都市閉鎖)を敢行する可能性も出てきており、依然として予断を許さない状況にあるが、感染拡大を防げずに医療崩壊を招いているイタリアとは確かなギャップがあるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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