“妖精”ピクシーの現役ラストマッチをJ公式が回顧 “伝説”のヒールパスにファン大反響

名古屋で活躍したピクシーことストイコビッチ(※写真はユーゴスラビア代表のもの)【写真:Getty Images】
名古屋で活躍したピクシーことストイコビッチ(※写真はユーゴスラビア代表のもの)【写真:Getty Images】

01年の東京V戦で見せた華麗なヒールパスでのアシストに再脚光

 Jリーグは22日に公式YouTubeチャンネルを更新し、「もう一度見たいあの試合」と題して2001年7月21日に行われたJ1リーグ1stステージ第15節名古屋グランパス対東京ヴェルディのハイライトを公開した。当時名古屋に所属していた10番の元ユーゴスラビア代表FWドラガン・ストイコビッチのラストマッチ。“ピクシー”(妖精)の華麗なプレーにファンから反響が寄せられている。

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 セルビアのラドニツキ・ニシュでプロキャリアをスタートさせたストイコビッチは、1994年に名古屋へ加入。数々の美技でファンを魅了し、2001年に引退を決意。名古屋ではリーグ戦178試合55点をマークするなど、スターとして君臨し、08年からは指揮官としてチームを牽引した。10年には名古屋を初優勝に導き、15年からは中国スーパーリーグの広州富力を率いたが、20年1月に好成績を残せず退任した。

 選手としても監督としてもJリーグ史に名を残した“ピクシー”だが、現役ラストマッチとなったのは01年7月21日のアウェー東京V戦。Jリーグはこの一戦のハイライトを公式YouTubeチャンネルと公式ツイッターに投稿。「もう一度見たいあの試合」と題して、現在も語り継がれる伝説の戦いを公開した。

 試合は前半2分にFWウェズレイが先制点を奪い、名古屋が優位に進める。同41分にも右クロスをFW森山泰行が頭で決めて追加点を奪った。2点リードで迎えた後半11分、ストイコビッチが魅せた。敵陣ゴール前でインターセプトし、ボールを奪うと、ヒールパスでウェズレイの足もとへ。これをウェズレイが押し込んでラストマッチを3-0の快勝で終えた。

 日本で現役を終えたストイコビッチだが、最後の最後まで華麗なヒールパスでアシストをマークするなど、まさに“妖精”の異名を持つレジェンドだった。このハイライト動画にファンからは「華のある選手だなぁピクシー」「ピクシーカッコよすぎ」「伝説のヒールパス」「絵になる男だ」など大反響で、感動の声が多く上がっていた。

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