C・ロナウドも激怒!? サッカー界戦慄の契約書流出メディアが世界中に波紋

契約書公開サイト「フットボール・リークス」

 政府や企業に関する機密情報を公開してきたウィキリークスが国際社会に激震を走らせる中、フットボール界でもスーパースターの移籍時の契約書が相次いで流出し、大きな物議を醸している。主役はサッカー専門サイト「フットボール・リークス」。このたび、2013年9月1日にレアル・マドリードからアーセナルに移籍したドイツ代表MFメスト・エジルの移籍時のクラブ間契約書をそのまま公表している。

 契約書の原本を転載したと思わしきファイルによると、今季プレミアリーガの移籍金は4400万ユーロ(約57億円)。2400万ユーロ、1500万ユーロ、500万ユーロの3回払いで、昨年9月に移籍金が完済したこと。欧州CLにアーセナルが出場するたびに、6年間に渡り、100万ユーロ(約1億3000万円)をボーナスとしてレアルに支払うなど、細かい状況が明らかになっている。

 チェルシーで戦力外状態となっているコロンビア代表FWラダメル・ファルカオはモナコから期限付き移籍中だが、昨季マンチェスター・ユナイテッドで4得点と不発のストライカーの買取額が、なんと3800万ポンド(約68億円)に設定されていたことが明らかになり、物議を呼んだ。

 昨季ユナイテッドで失敗補強の烙印を押された「エル・ティグレ(虎)」についてはチェルシーのジョゼ・モウリーニョ前監督が「もしも、ファルカオをかつての姿に戻せる手助けをできるなら、私がやる」と語り、同じ代理人と契約する関係性から火中の栗を拾う格好となったが、今季まさかの1得点。巨額の買取オプションが発覚したが、深刻なハムストリングのダメージでモナコへの返却の動きが出るほど、ファルカオはスタンフォード・ブリッジで苦境を迎えている。

 

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