「マラドーナ2世」の重圧を背負ったアルゼンチンの天才10人 英メディアがその成功度を採点

1位は本家を超えたと言われるあの選手

 サッカー史上最高の選手の一人として、その名を挙られることの多い元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ。彼の後にアルゼンチンから生まれたスター選手の多くが「マラドーナ2世」としての重圧を背負ってきた。英サッカー情報サイト「Squawka」は、これまでマラドーナの後継者として注目された選手10人を取り上げ、本家との比較でどれだけ成功を収めたかを10点満点で採点している。最も高い評価を受けたのは、もはや本家を超えるとの声もあるバルセロナのエースだった。

 今回の特集で10点満点中、9点を付けられたのはバロンドール歴代最多5度受賞のバルセロナFWリオネル・メッシ。クラブでは異次元の活躍を見せる一方で、代表では長きに渡って活躍できないと批判された時期もあった。だが、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)、15年南米選手権で共に準優勝を果たした。いまだ代表でタイトル獲得経験がないことがマラドーナに及ばない唯一の点と言っても過言ではないだろう。代表通算は105試合45得点とマラドーナの91試合34得点を上回っており、すでに本家を超えたという声も少なくない。

 メッシに続く評価を受けたのは3人で、それぞれ7点と採点された。1人目はボカ・ジュニアーズなどで活躍したファン・ロマン・リケルメ。高いキープ力とパスセンスを備える司令塔で、バルセロナでは活躍できなかったが、03年に移籍したビジャレアルではチームの躍進を支えた。代表通算51キャップ、06年のドイツ・ワールドカップでは10番を背負った。

 

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