「思ったよりも静か」 G大阪加入の昌子源、攻撃的サッカーでの役割は「失点を減らす」

ガンバ大阪に移籍したDF昌子源【写真:高橋学】
ガンバ大阪に移籍したDF昌子源【写真:高橋学】

足首の負傷もある、仏1部トゥールーズを退団 Jrユース時代を過ごした古巣に帰還

 今季からガンバ大阪に加入した日本代表DF昌子源は、14日に行われたJリーグキックオフカンファレンスに出席。新天地について「思ったよりも静か。ボールを使ったコミュニケーションをしていきたい」と意気込みを語った。

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 昌子は負傷もあり、フランス1部トゥールーズで出場機会を失っていた。クラブのメディカルとの問題を抱えていたことを明かし、Jリーグ復帰に関しては「葛藤がなかったわけではないけど、日本に帰ることは迷いなく判断した」という。

 昌子はフランスで感じたものと、G大阪のトレーニングを別メニュー調整ながら見て感じたものの違いを、このように話している。

「一度、海外に出て外からJリーグを考えれば、優しいリーグという印象。厳しさの基準が違う。もう少しずる賢さや駆け引きの部分をやっていっても良い。練習からフランスではそういうものがあったし、練習でできないチームは勝てない。ガンバは思ったよりも静か。もうちょっとピリッとやっても良いと感じた部分もある。クロスに対して、お互いに怪我しないようにフワッとやった場面もあって、そういうところをボールを使ったコミュニケーションで伝えていきたい」

 昌子はG大阪の選手、特に若手たちを「サッカーやらせたら、本当に上手い」と話す。現段階では足首の状態に不安がなくなるまでの調整ということだが、「いい時間になっている。いきなり練習に参加するより、少し観察できているので」と、新天地でのアプローチ方法も探っているようだ。

 G大阪は昨季シーズン後半に攻撃的なサッカーで成績を伸ばした。最終ラインから丁寧につないでいくスタイルに、センターバックとして絡んでいく思いを口にした。

「ビルドアップに参加できる選手が多いなか、自分も支えたい。ただ、サッカーは攻撃的なチームほど後ろが大事という側面がある。失点が多かった部分を減らしていきたい」

 ジュニアユース時代に過ごした古巣に復帰した昌子。タイトルから離れているG大阪を復活させるためのキーマンになる可能性は十分にあるだろう。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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