「ベルナベウで暴動起こした」 レアル神童、“保有元”撃破弾に英注目「苦しめに舞い戻った」

レアル・ソシエダのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール【写真:Getty Images】
レアル・ソシエダのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール【写真:Getty Images】

ソシエダMFウーデゴールが保有元レアルを相手に先制点

 レアル・マドリードは現地時間6日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝でレアル・ソシエダと対戦し、ホームで3-4と敗れた。レアルを相手に先制点を奪ったのは、現在ソシエダに期限付き移籍中のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールだった。英メディアは「ウーデゴールはレアルを苦しめに舞い戻った」と取り上げている。

 ソシエダは今季のリーガ・エスパニョーラで8位と好調を維持しているが、ウーデゴールは中盤の軸としてコンスタントな活躍を見せている。16歳でレアルと6年契約を結んだウーデゴールは、ヘーレンフェーン、フィテッセを経て、今季からソシエダにレンタル移籍し、大きな飛躍を遂げている。

 そんななか迎えたレアル戦で、ウーデゴールはいきなり結果を残す。前半22分、ソシエダFWアレクサンデル・イサクの強烈ミドルは相手GKに弾かれるも、走り込んでいたウーデゴールが押し込んで先制点を奪った。レアルからのゴールに、喜びのセレブレーションは見せず、無表情で保有元へのリスペクトを示した。

 英メディア「ワン・フットボール」は「ウーデゴールはレアルを苦しめに舞い戻った」と見出しを打ち、「この21歳はベルナベウで暴動を起こした」とレアル相手に猛威を振るうパフォーマンスを見せたと取り上げている。レアルの神童として期待が寄せられてきたが、成長を遂げ、いよいよマドリードの地に帰還する時期に差しかかっているのかもしれない。

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