エースの一撃で宿敵撃破のマンU 解任回避のファン・ハールは「この勝利は我々を鼓舞する」

「なんとか生き残った」序盤の劣勢を凌ぎ…

 ファン・ハール監督も試合後、「私は序盤、我々がなんとか生き残ったことを認めなければいけない。なぜなら、リバプールがよりアグレッシブだったからだ。前半はボールをキープできなかった。決定機を作れず、相手は3度決定機があった」と認めている。

 ユナイテッドは後半21分、中盤にスペイン代表MFフアン・マタを投入し少しリズムを取り戻す。もっとも劣勢は変わらず、引き分けが精一杯かに思われたが、同33分に歓喜が訪れる。

 この日初となるショートコーナーからマタがゴール前のフェライニにピンポイントクロスを供給。長身MFが頭で合わせた一撃はバーを叩くが、跳ね返りのボールを、ここまでシュートを1本も打てていなかったエースのFWウェイン・ルーニーが、豪快なボレーで先制点を突き刺した。

 対するリバプールはセンターバックのコロ・トゥーレに替え、ベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケを投入するが、ストライカーを活かすようなハイボールは上がらず、このままタイムアップとなった。

 

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