「無礼なこと」 モウリーニョ、“イライラ”募る…相手コーチのメモ“覗き見”&VARに不満爆発

今シーズンの途中からトットナムの指揮を執っているジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
今シーズンの途中からトットナムの指揮を執っているジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

サウサンプトン戦は0-1で完敗…“イライラ”指揮官はまさかの行動

 トットナムは現地時間1日に行なわれたプレミアリーグ第21節でサウサンプトンと敵地で対戦し、0-1で敗れた。トットナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は相手のベンチでGKコーチのメモを覗き見て警告を受けるなど、終始イライラの様子で、試合後にはVARに対しての不満も爆発させている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 試合は前半18分に動いた。サウサンプトンのFWダニー・イングスがスルーパスに抜け出してトットナムDFの裏を取ると、ベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンをかわしてから左足のシュートをゴール右隅へと決めた。

 ビハインドを背負ったトットナムも反撃を仕掛けて相手ゴールに迫るも、フィニッシュを決めきることはできず。後半28分にはデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンのFKからイングランド代表FWハリー・ケインが合わせてネットを揺らすも、わずかにオフサイドでノーゴール。このプレーでケインが左足の太ももを痛めて交代を強いられるアクシデントにも見舞われた。

 0-1で敗れたこの試合で、モウリーニョ監督はサウサンプトンのベンチに足を運び、GKコーチのアンドリュー・スパークスのメモを覗き込むなどの“まさか”の行動でイエローカードを受けた。試合後には「あのイエローカードはフェアだ。私は無礼だった」と認めた一方で、「しかし、私は馬鹿に対して無礼なことをした」とサウサンプトンのスタッフを批判していた。

 さらに判定に対する不満も爆発させた。イングランド代表MFデレ・アリがペナルティーエリア内で相手のGKと競り合って倒れた場面や、ケインがオフサイドになった場面など、いくつかVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューが入った場面があったが、いずれもトットナムが望むような判定とはいかなかった。

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