「日本文化から多くを学んだ」 神戸の海外助っ人FWが感謝「忍耐を教えてくれた」

ヴィッセル神戸FWウェリントン【写真:木鋪虎雄】
ヴィッセル神戸FWウェリントン【写真:木鋪虎雄】

神戸のブラジル人FWウェリントン、刺激に満ちた日本での生活について言及

 J1ヴィッセル神戸のブラジル人FWウェリントンは、「日本の文化から多くのことを学んだ」と感謝している一方、母国ブラジルへの移籍を希望しているようだ。ブラジルメディア「TORCEDORES」が伝えている。

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 現在31歳のウェリントンは、2013年夏にブラジルのペロタスから湘南ベルマーレへ移籍。15年に母国ポンチ・プレッタへ舞い戻るも、同年夏にアビスパ福岡へ加入してJ1昇格に貢献した。福岡に3シーズン在籍後、18年から神戸でプレーしているなか、今季はリーグ戦15試合で6ゴールをマークしている。

 ブラジルメディア「TORCEDORES」によれば、夏にウェリントンのフランス1部ボルドー移籍話が持ち上がるも実現には至らなかったという。記事では「売却の機会があった時、フランスのボルドーとの交渉を進めなかったと語っている」と伝えた。また、ウェリントンは神戸との契約満了を待ち、母国ブラジルへの移籍を希望していると記している。

 一方、Jリーグの3クラブでのプレー経験を持つウェリントンにとって、日本での生活は刺激に満ちたものだったようだ。同メディアは「日本での時間は多くの学びをもたらした」と綴り、ウェリントン本人も次のように語っている。

「一見、些細に見えることであっても、ここではすべてが規則正しく行われている。サッカーを含めて、僕は日本の文化から多くのことを学んだ。時々、ある不満において僕が正しいと思ったけど、それでも抑えるのを好むようになったよ。日本人は穏やかで、特に忍耐を僕に教えてくれたよ」

 MFアンドレス・イニエスタと、今季限りでの現役引退を発表したFWダビド・ビジャの元スペイン代表コンビに加え、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキとの共演について「とてもクール」と興奮気味に語っているウェリントン。今季限りで日本を離れ、母国でのプレーを選択するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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