現代最高の「ストライカーTOP10」を英誌発表! 「一流」と認められた“点取り屋”は?

(左から)フィルミーノ、ケイン、レバンドフスキ、C・ロナウド、スアレス【写真:Getty Images】
(左から)フィルミーノ、ケイン、レバンドフスキ、C・ロナウド、スアレス【写真:Getty Images】

優れたCFタイプの選手を選出 結果を残し続ける屈指の点取り屋が勢ぞろい

 「世界一のストライカーは誰だ?」という恒久的な疑問に、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が一つの答えを提示した。同誌は、現在活躍するセンターフォワード(CF)タイプの選手を選別。トップ10形式で優れたストライカーを紹介している。

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 ストライカーのトップ10を選出するにあたって、定期的にCFとしてプレーしている選手のみに厳選。具体的には、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールのような選手は、今回の選出から除外されている。そして選ばれた10人に関して、「現在は前線選手の黄金時代となっているが、少なくとも選ばれた10人は一流であることを証明している」と論じている。

第10位 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード/元フランス代表)
 長年にわたって過小評価されているベンゼマだが、サンチャゴ・ベルナベウで10年間も一貫した高品質を提供してきたことで名声を得られるかもしれない。これまではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの影としてプレーすることに満足してきており、ロナウドもベンゼマのそばで快適にプレーしているように見えた。しかし、ロナウドがいなくなったことでより多くの責務が課せられた。今季は17試合に出場して14得点と、変わらず熟練した姿を見せている。

第9位 ロメル・ルカク(インテル/ベルギー代表)
 昨季はマンチェスター・ユナイテッドでシーズンを通して15得点にとどまり、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードにポジションを奪われた屈辱のシーズンに耐えた。今季からインテルに移ったルカクは、セリエAを第13節まで消化した時点で10得点を挙げる活躍を見せ、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの抜けた穴を埋める素晴らしい仕事をこなしている。彼のボールタッチは不安定で連動するプレーには向上の余地はあるが、効果的な狙撃手としての資質に疑問はない。

第8位 ピエール=エメリク・オーバメヤン(アーセナル/ガボン代表)
 フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを獲得した数カ月後にオーバメヤンを獲得した時には驚かされたが、彼はエミレーツ・スタジアムの貴重な好材料となって、ドルトムントに支払った5600万ポンド(現在のレートで約79億円)が優れたビジネスであったことを証明した。昨季のオーバメヤンは、リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネやサラーと並び、プレミアリーグの得点王を獲得。リーグ戦以外の公式戦を含めると、シーズンで31得点を挙げている。素早く切れ味の鋭いオーバメヤンは、止められない必殺のフィニッシャーだ。

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