スアレス、MLS移籍の“素晴らしい可能性”に言及 バルサとの契約尊重も…「魅力的なリーグだ」

バルセロナFWルイス・スアレスは将来的にMLSへ?【写真:Getty Images】
バルセロナFWルイス・スアレスは将来的にMLSへ?【写真:Getty Images】

「家族の安定と子どもたちの健康に暮らせる環境」を求めることを明かす

 バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは将来的にはアメリカでプレーすることになるのだろうか。稀代のストライカーはバルセロナに満足していると前置きしたうえで、同国1部リーグのメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍も「素晴らしい可能性」と語った。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

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 スアレスは2014年にリバプールからバルセロナに移籍し、これまでにリーガ・エスパニョーラと国王杯で優勝4回を経験。さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブ・ワールドカップなどのタイトルも獲得している。15-16シーズンにはリーガで40得点を挙げて得点王にも輝いた。

 栄光に彩られたキャリアを歩んでいるスアレスだが、来年1月には33歳を迎えることもあり、バルセロナがその後釜を探しているという噂も流れ始めている。

 そうしたなかで「ESPN」のインタビューに応じたウルグアイ代表FWは「MLSはここ数年で大きく成長しているコンペティションだ」とMLSの右肩上がりの成長ぶりを絶賛。「引退が近づいた選手を集めるだけのリーグではなくなっている」と純粋にレベルの高いリーグとして認めている。

 11月初旬にはスアレスがMLSでプレーする同胞のMFニコラス・ロデイロ(シアトル・サウンダース)にアメリカ移籍の希望を語ったとも報道されていた。これについてスアレスはMLSについての話をしたことは認めたうえで「(移籍について)話してはいない」とコメントしているが、MLSが魅力的なリーグと感じていることを間違いないようだ。

「MLSは誰もが興味を持つリーグだ。僕は彼にコンペティションについてや、彼のチームメートについて話しただけだ。僕にはバルサとの契約がある。ここで満足している。将来のことは誰にも分からない。(MLSは)魅力的なリーグだ。

 幸運なことに僕はトップレベルで長く活躍することができている。次に考えるべきことは家族の安定と子どもたちの健康に暮らせる環境。そう考えれば、アメリカは素晴らしい可能性がある」

 バルセロナとの現行契約は2021年6月末までで、1年間の契約延長オプションも含まれている。アメリカでの生活に魅力を感じているというスアレスは、リバプール時代のチームメートである元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(現レンジャーズ監督)などもキャリアの晩年にプレーしたMLSへ移籍することはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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