C・ロナウド、サッリ監督との不仲説でメディアに苦言 「君たちが論争を生み出した」

ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、マウリツィオ・サッリ監督【写真:Getty Images】
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、マウリツィオ・サッリ監督【写真:Getty Images】

途中交代のシーンをきっかけにロナウドとサッリ監督の不仲説が浮上するも…

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、自身とマウリツィオ・サッリ監督との不仲説に言及。メディアが火のない所に“煙を立てた”と述べている。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えた。

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 不仲説が取り沙汰されたのは、現地時間10日に行われた第12節ACミラン戦(1-0)でのこんなシーンがきっかけだった。この試合に先発出場したロナウドだったが、プレーに精彩を欠き、後半10分にアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとの交代を命じられた。

 ロナウドにとって後半10分での交代は、ユベントス加入後最速であり、さらに公式戦ではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のロコモティフ・モスクワ戦に続き、2試合連続の途中交代となった。十分なプレーができていなかったロナウドだが、交代の際には腕を振り上げて不満をアピール。何か言葉を吐き、マウリツィオ・サッリ監督に鋭い視線を向け、ベンチに戻ることなく、まっすぐにロッカールームへ続くトンネルへと姿を消した。そして、試合が終わる前に会場を後にしたと現地では報じられていた。

 サッリ監督は試合後に、これらの交代はロナウドが膝に故障を抱えたままプレーしていたからだと説明していたが、世間の大多数からは、ロナウドと監督との間にはもっと大きな問題があると見られていた。

 しかし、ロナウドは「ここ3週間、制限してプレーしている。全く不仲などなかったのに、君たちが論争を生み出したんだ」とメディアに苦言を呈し、こう続けている。

「例え、怪我を抱えたままプレーしていてもユベントスを助けようとしていた。交代させられるのを好きな選手はいないが、なぜそうなったのか分かっている。(コンディションが)よくなかったからだ。いまだに100%ではないが、クラブやチームのための犠牲となれば、私は誇りを持ってそうする」

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