「一番前で勝負したい」 浅野拓磨、ストライカーとしての“本音”とサイド適応への覚悟

ストライカーとしての本音も覗かせた浅野拓磨【写真:Football ZONE web】
ストライカーとしての本音も覗かせた浅野拓磨【写真:Football ZONE web】

タジキスタン戦で2年ぶりのゴールもチャンスを逃して悔恨「心残りなプレーがあった」

 森保一監督率いる日本代表は14日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でキルギス(FIFAランキング94位)と敵地で対戦する。10月のタジキスタン戦(3-0)で左サイドハーフに入って約2年ぶりのゴールを挙げ、今回MF登録となった浅野拓磨(パルチザン)は、「一番前で勝負したい気持ちは常に持っている」とストライカーとしての“本音”を覗かせた。

 アジア予選3連勝を飾った森保ジャパンは、14日にグループ2位(2勝1分)のキルギスと激突。タジキスタン戦の人工芝とは異なり、試合会場となるドレン・オムルザコフ・スタジアムは天然芝ではあるものの、雑草や枯草が混じり、所々に凹凸があるなど、決してピッチ状態が良いとは言えない。それでも、浅野は「ヨーロッパでもいろんなピッチでやっているので、特に悪い印象はない」と語る。

「FWからしたら(ピッチ状態が悪ければ)難しいところもありますけど、それ以上に相手の隙を突ける、得なほうが多いと思います。相手のディフェンスラインのパス回し、浮き球は常に狙いどころかなと」

 前回のタジキスタン戦は、後半19分からMF中島翔哉(ポルト)に代わって左サイドでプレー。同37分にDF酒井宏樹(マルセイユ)のクロスに合わせてファーサイドに飛び込み、2017年8月以来となるゴールを奪った。しかし、その後MF久保建英(マジョルカ)が出した絶好のパスを外してチャンスを逃し、試合後には喜びよりも悔しさが口を突いた。

「ピッチに立てばチームの勝利が第一。でも自分のゴールだったり、ゴールに絡むプレーで貢献したい。前回ゴールを取りましたけど、それ以上に心残りなプレーがあった。今回(キルギス戦)で晴らすということはないですけど、チャンスがあれば絶対に決めるという気持ちはあります」

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