アーセナルの驚愕“ラグビータックル”、対戦相手がまさかの評価 「プロフェッショナル」

アーセナルMFマテオ・ゲンドゥージが無謀なタックルに注目が集まっている【写真:Getty Images】
アーセナルMFマテオ・ゲンドゥージが無謀なタックルに注目が集まっている【写真:Getty Images】

ゲンドゥージが一発退場級の強烈タックルもDFケーヒルは「正しい判定だった」

 アーセナルは現地時間27日、プレミアリーグ第10節クリスタル・パレス戦で2-2と引き分けた。試合終了間際にフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージが見せた無謀なタックルが物議を醸しているが、クリスタル・パレスの元イングランド代表DFギャリー・ケーヒルは「プロフェッショナルなファウル」とまさかの評価を下している。

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 前節シェフィールド・ユナイテッド戦で0-1とまさかの黒星を喫したアーセナルにとって、クリスタル・パレス戦は勝ち点を落とすことのできない一戦となった。前半7分にギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロス、同9分にブラジル代表DFダビド・ルイスがネットを揺らし、早々に幸先良く2点のリードを奪うことに成功する。

 しかし、前半32分にPKで1点を返され、後半7分には同点弾を許してしまう。さらに同アディショナルタイム、カウンターを受けるピンチが訪れると、ゲンドゥージが相手FWウィルフレッド・ザハに体ごと突っ込む強烈なタックルを敢行。明らかにボールではなく選手に向けたタックルだったが、辛くもイエローカードの判定にとどまった。

 あまりに無謀すぎるチャレンジに英紙「ザ・サン」は、「ゲンドゥージが“ラグビータックル”も、どうにかレッドカードを回避」と見出しを打ち、「ラグビータックルでレッドカードを回避したのは幸運だった」と指摘していたが、英紙「インディペンデント」は、試合後にケーヒルが発したまさかのコメントを紹介している。

 ゲンドゥージの危険なプレーについて、「決定的なシーンだった。だが、正しい判定だったと思う。ハーフウェーライン付近での明らかなラグビータックルで芽を摘まれたわけだが、プロフェッショナルなファウルだった」とケーヒルは分析している。

 一見、一発退場でもおかしくないタックルに見えたが、自陣でのプレーだったこともあり、ジャッジの正当性を強調。DFならではの視点で対戦相手のゲンドゥージの判断を評価していた。

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