「あれはロングボールじゃない」 マンC守護神、ゴール生む“70m超フィード”に相手GK脱帽

スターリングの先制点をロングフィードで演出したエデルソン【写真:Getty Images】
スターリングの先制点をロングフィードで演出したエデルソン【写真:Getty Images】

エデルソンのロングフィードからスターリングが先制点を奪取 シティは3-0の快勝

 マンチェスター・シティは現地時間26日、プレミアリーグ第10節でアストン・ビラと対戦し、ホームで3-0の快勝を収めた。ブラジル代表GKエデルソンは持ち味のロングフィードで先制点の起点になったが、相手GKは「パスだ。あれはロングボールじゃない」と脱帽している。

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 今季リーグ戦で早くも2敗を喫しているシティは、首位リバプールに勝ち点を離されないために勝ち点3が必須の一戦だったが、前半は再三の決定機を決め切れず、スコアレスで最初の45分間を折り返すことに。不穏な空気が漂うなか、後半開始早々に守護神がチームを救う圧巻のプレーを披露する。

 後半開始21秒、エデルソンが味方からのバックパスに力強く左足を振り抜くと、グングン伸びるボールは70メートル以上の距離を飛び敵陣中央に落下。ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが頭で落とすと、抜け出したイングランド代表FWラヒーム・スターリングが相手GKの股を抜くシュートでネットを揺らした。

 先制点を演出したエデルソンのロングフィードに、英紙「デイリー・メール」は「エデルソンはハーフタイム直後に生まれたスターリングの21秒弾の建築家となった。ビラは止める術がなかった」と指摘。また、この日ピッチに立ったアストン・ビラのGKトム・ヒートンのコメントも紹介している。

「パスだ。あれはロングボールじゃない。後方でプレーが行われているからといって、気を抜いてはならない。エデルソンはフィールドプレーヤーのように適応できるし、常に長距離で脅威をもたらしている。コンパクトに保つのは難しい」

 これまでも正確無比なロングフィードでシティのゴールを演出してきたエデルソンだが、この日も対戦相手の守護神が脱帽するほどのキック精度を見せていた。

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