2019年「引退選手ベスト11」を英メディア選出 名手が勢揃い、「トーレスは?」の声も…

2019年には多くの名選手が引退をした【写真:Getty Images】
2019年には多くの名選手が引退をした【写真:Getty Images】

今年引退したレジェンドから選出、元オランダ代表が最多3人

 2019年になってから、一時代を築いた多くの名選手が現役引退を発表した。英衛星放送「BTスポーツ」は、「2019年に引退した選手のベストイレブン」と題して、公式ツイッターで選出した11人を紹介している。

 今年は多くのレジェンドがピッチから退くことになった。現在でもファンの間では、その引退が惜しまれているが、「BTスポーツ」公式ツイッターは4-3-3のフォーメーションで、選出されたベストイレブンを発表した。

 まずGKには、チェルシーやアーセナルで活躍した元チェコ代表GKペトル・チェフが選出された。

 続いてDFは、右サイドバックにマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元アイルランド代表DFジョン・オシェイが入った。センターバックは、ユベントスなどで活躍した元イタリア代表DFアンドレア・バルザーリ、レバークーゼンやローマなどで活躍した元ブラジル代表DFフアンのコンビに。そして左サイドバックには、アーセナルやチェルシーなどで活躍した元イングランド代表DFアシュリー・コールが選ばれた。

 中盤の3人は、いずれもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝経験者が選ばれることになった。1人は、インテルでCL優勝を経験した元オランダ代表MFウェスレイ・スナイデル。中央にはバルセロナで4回のCL優勝に貢献した、元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが選ばれた。もう1人はバイエルンで欧州の頂点に立った元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーという顔ぶれになった。

 最後に前線の3人だが、今後も語り継がれるだろうスーパースターが顔を並べた。右には、バイエルンで一時代を築いた元オランダ代表MFアリエン・ロッベン。そしてセンターフォワードには、バルセロナやインテルでCL制覇に貢献した元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが選出。左にはアーセナルで覚醒して、ユナイテッドに優勝をもたらした元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーとなった。

 この投稿の返信欄には、ファンから「彼らは一時代を築いた」「ジョン・オシェイもレジェンド」「ファン・ペルシーが中央でエトーが左から入ってくる」といったように、さまざまな意見が投稿されている。

 さらに「トーレスは?」という投稿もあり、8月にサガン鳥栖で現役を引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの名前がないことに疑問を持つファンも現れている。日本人にとっては、トーレスの引退が印象深く記憶に残っているが、それだけ多くのレジェンドが今年スパイクを脱いだということだろう。

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