年間ベスト級の離れ業! ブラジル人FWの美しき“CK直接弾”に世界騒然「ゴラッソ!!!」

CKから直接ゴールを決めたFWレアンドロ・カルバーリョ【写真:Getty Images】
CKから直接ゴールを決めたFWレアンドロ・カルバーリョ【写真:Getty Images】

強豪コリンチャンス相手に、右CKからアウトサイドにかけた“オリンピックゴール”

 美しいゴラッソが、ブラジル1部カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで生まれた。現地時間7日に行われた第18節セアラー対コリンチャンスの一戦で、セアラーのブラジル人FWレアンドロ・カルバーリョが、“オリンピックゴール”と呼ばれるCKから直接得点する離れ業を見せた。クラブは公式ツイッターでその映像を公開。反響が世界中に広がっている。

 セアラーは1-2でリードされた後半アディショナルタイムに右CKを獲得した。キッカーのレアンドロ・カルバーリョは右足アウトサイドで速いボールを蹴ると、ゴール手前でボールは右に曲がってニアサイドのゴールポストをかすめてゴールに吸い込まれた。前に出ていたブラジル代表GKカッシオはなす術がなく、自陣ゴール方向に飛びついたが止めることはできなかった。

 このゴールで強豪コリンチャンスに引き分けたセアラーは、公式ツイッターで「この映像をルーブル美術館に寄贈します」との一文を添えて、レアンドロ・カルバーリョの“オリンピックゴール”の動画を公開した。これが反響を呼び、ポルトガル紙「レコルド」は、「レアンドロ・カルバーリョはオリンピックゴールによって脚光を浴びた」と見出しを立てて報じている。同様に、米スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版は、「レアンドロ・カルバーリョのオリンピックゴールは命綱となり、セアラーはコリンチャンスと引き分けた」と報じている。

 クラブ公式ツイッターで映像を見たファンからは、「ゴラッソ!!!」「カッコいい」「美しい!!!!!」「ああ神よ、なんていうゴールを」「ランダムなミニミサイル!!」「カンペオナートで最も美しいゴール」といった称賛のコメントが寄せられている。さらに、「プスカシュ賞に値する」「プレミアのつくプスカシュ賞だ」「プスカシュ賞の誕生」と、FIFA年間最優秀ゴール賞であるプスカシュ賞に推す声が早くも挙がっていた。

 また、このゴールで勝利を逃したコリンチャンスのファンからは、「カッシオは何をやっていたんだ?」「セレソンのゴールキーパーはどこ?」といったように、自軍GKを揶揄するコメントが見られた。それでもゴールの素晴らしさを認めるコリンチャンスファンもいて、「カシオのミスだが、セアラーの選手が打ったシュートも素晴らしい」「私はコリンチャンスファンだが、それは素晴らしいゴールだった」と、シュートを打ったレアンドロ・カルバーリョのすごさを認める投稿も見られた。

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