「このチームは一番、生きる」 大迫勇也、“2列目トリオ”との連動に自信「考え過ぎずに…」

パラグアイ戦、先制点を決めたFW大迫勇也【写真:Noriko NAGANO】
パラグアイ戦、先制点を決めたFW大迫勇也【写真:Noriko NAGANO】

パラグアイ戦で先制ゴール 「当てることだけを考えて打ちました」

 ブンデスリーガのブレーメンで、今季の公式戦4試合4得点を挙げている決定力を日本代表でも示した。前半23分、左サイドを破ったDF長友佑都(ガラタサライ)の折り返しは、DFに当たって微妙にコースが変わる。そのボールに反応し、しっかりとゴールに決めたのがFW大迫勇也だった。

 そのゴールについて、長友は「あのゴールも目の前で軌道が変わって難しいはず。あれが大迫で良かった。僕のアシストは大迫さまさま」と感謝したが、大迫は「長友くんから良いボールが来たので、当てることだけを考えて打ちました。先制点を取ることができて、チームが楽になったので良かったと思いますね」と涼しい顔で振り返る。

 最前線で大迫がボールをキープし、2列目の3人が連動していく。中央に選手が密集すれば、サイドバックがそこを突く。特に前半、良いサッカーを見せていた日本だが、大迫も先発出場したカルテットのプレーには、手応えを感じているようだ。

「前の4人は良かったと思います。カウンターでも良いチャンスがたくさんできたし、距離感は良かったと思う。この4人で結構やってきているので、そこまで考え過ぎずに、感覚的なところで合わせていけばチャンスは自然と増えると思う。自信を持って中盤の3人がやることが、このチームは一番、生きると思う」と、胸を張った。

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