デポルティボ柴崎、代表招集がチームに大打撃? スペイン紙が指摘「問題になり得る」

代表との兼ね合いが心配されるデポルティボMF柴崎岳【写真:Getty Images】
代表との兼ね合いが心配されるデポルティボMF柴崎岳【写真:Getty Images】

2部リーグは国際Aマッチウィークに中断せず、代表招集なら第3節は欠場へ

 スペイン2部デポルティボ・ラ・コルーニャの日本代表MF柴崎岳は、今季開幕から2試合連続フル出場。すでにチームの中心選手となっているが、欧州クラブで日本人が活躍することで直面するのが代表との兼ね合いだ。スペイン紙はデポルティボが2部に所属することで発生する“問題”を指摘している。

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 柴崎は今夏、ヘタフェからデポルティボに完全移籍。開幕戦のオビエド戦では得点の起点となって3-1の勝利に貢献するなど存在感を示し、中盤における影響力の高さを現地メディアでも称賛された。一方、第2節ウエスカ戦では1-3の完敗を喫しており、第3節ラージョ・バジェカーノ戦での挽回が期待されている。

 そんななか、スペイン紙「AS」は「ガクと日本、デポルティボに浮上する問題点」と題したコラムを公開。「ここから数日の間に、次の国際Aマッチウィークに向けた各国代表選手が発表される。1部リーグは中断されるが、2部は違う。デポルティボにとっては問題になり得る」として、2部所属であることから生じる問題を指摘した。

 日本代表は9月5日にキリンチャレンジカップのパラグアイ戦、10日にカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選のミャンマー戦を控える。各国1部リーグは国際Aマッチウィークに中断期間を設けるが、2部のデポルティボには適用されず、代表招集された選手は9月7日に行われる第4節アルバセテ戦に出場できない。チーム内で地位を確立しつつある柴崎が日本代表に招集されれば、デポルティボにとっては大打撃を意味することになる。

「ガク・シバサキは日本代表の一員であり、キャプテンを務めることもある。彼が招集されれば、デポルティボを離れざるを得ない。そうなれば第4節のアルバセテ戦で、アンケラ監督は彼に頼ることができない」

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