ペップとアグエロ、試合中に大げんか! 激しい口論の決定的瞬間に反響「コーチが慌てて」

グアルディオラ監督がタッチライン際で激昂【写真:Getty Images】
グアルディオラ監督がタッチライン際で激昂【写真:Getty Images】

途中交代のアグエロにグアルディオラ監督がタッチライン際で激昂も「彼は私の愛する男」

 マンチェスター・シティは現地時間17日、プレミアリーグ第2節でトットナムと対戦し、2-2と引き分けた。“ビッグ6”の直接対決となったが、エースのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロとジョゼップ・グアルディオラ監督によるタッチライン際での激しい口論が大きな話題を呼んでいる。

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 リーグ連覇中のシティは、開幕戦のウェストハム戦で5-0と圧勝。対するトットナムも開幕戦でアストン・ビラを相手に3-1と手堅く競り勝ち、優勝候補同士の直接対決が早くも実現した。試合は前半20分にイングランド代表FWラヒーム・スターリングが先制点を奪うも、直後の同23分にアルゼンチン代表MFエリク・ラメラに同点弾を許す展開となる。

 それでも、前半35分にはアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが勝ち越しゴールを決め、前半をリードして折り返す。しかし後半11分、途中出場したばかりのFWルーカス・モウラにCKから同点弾を叩き込まれてしまう。後半21分にペップはアグエロを下げ、ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスを投入。その際にタッチライン際で激しい口論が勃発する。

 途中交代を命じられたアグエロは、不貞腐れた様子でベンチに戻ろうとするが、ペップが遮り、激しい口調で責め立てる。これに対し、アグエロも応戦する形で言い返し、一触即発の展開に。慌ててコーチのミケル・アルテタが間に入って2人を引き離していた。

 英メディアもこぞって、このワンシーンに注目。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「アグエロは途中交代を望まず。ピッチから退いた際に監督と激しい口論。このストライカーは早期の交代をハッピーには感じなかった」と文章を添え、該当シーンの動画を公開。英紙「デイリー・メール」は「コーチのアルテタは慌てて遮ることを強いられた」と紹介している。

 一方、英紙「ザ・サン」は「ペップがアグエロとの大げんかの理由を説明」と見出しを打って報じ、「コーナーキックから許したゴールの場面で、私が彼に対し頭に来ていることを、彼も理解していた。大げさに取り上げられるが、私は何度も選手たちと言い合いをしている」と、怒りの要因を挙げたうえで、問題視するほどの出来事ではないことを主張している。

 また、「私もサッカー選手だったんだ。あの場面でのあのような振る舞いには理解がある。感情は試合の一部なんだ。私は試合中、試合後も彼と話している。彼は私の愛する男だよ」と擁護する姿勢も見せていた。激しい口論だったが故に、世間から注目に的となってしまったが、2人の関係は健全なようだ。

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