岡崎慎司と“滝二の先輩”の挑戦 独6部バサラ・マインツ、5年連続“昇格”と実現し始めた夢

岡崎慎司がアドバイザーを務めるFCバサラ・マインツ【写真:FC BASARA Mainz】
岡崎慎司がアドバイザーを務めるFCバサラ・マインツ【写真:FC BASARA Mainz】

会長兼監督の山下、滝川第二高の“後輩”岡崎がアドバイザーを務める

 ドイツの6部リーグに日本代表FW岡崎慎司がアドバイザーを務めるクラブチームがある。それがFCバサラ・マインツだ。

 チーム名に冠した「バサラ」はサンスクリット語で「ダイヤモンド」を表し、日本語では戦国時代に「下剋上」を意味する言葉として使われた。クラブの会長兼監督という立場で奮闘する山下喬(やました・たかし)が、滝川第二高時代の後輩である岡崎とともに立ち上げたクラブには、そんな野心的な名前が付けられた。

 2014年にドイツ11部リーグからスタートしたバサラ・マインツは、そこから5年連続で昇格という躍進を果たし、今季から6部リーグで戦っている。

「バサラで成長して、プロになりたいという選手たちの手助けをしたい」

 山下はそう意気込みを口にしている。その挑戦は、確かなリアリティーを帯び始めた。

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