元伊代表MFデ・ロッシ、初移籍となるボカ行きの決め手は…「最もクレイジーなファン」

ボカ・ジュニアーズへ加入したMFデ・ロッシ(左)【写真:Getty Images】
ボカ・ジュニアーズへ加入したMFデ・ロッシ(左)【写真:Getty Images】

ローマ一筋も昨季限りで契約満了 元同僚ブルディッソSDがいるボカ行きを決断

 ASローマのバンディエラだった元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシは昨季限りで故郷のクラブを退団し、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズへ加入した。36歳で初の移籍となるデ・ロッシは、「フットボール界で最もクレイジーなファンがいる場所を選んだ」と、ボカの熱狂的なサポーターの存在が決め手になったと語った。衛星放送「ビーイン・スポーツ」が報じている。

 ローマの下部組織で育ったデ・ロッシは、2001年にプロデビューを飾り、イタリア代表でも不動の存在となるまでに成長。フランチェスコ・トッティ氏の後を継いでキャプテンも務めた。昨季限りで契約満了となり、18シーズンにわたってプレーした故郷のクラブをした。現役引退も噂されたが、7月25日にボカへの加入が発表された。

 デ・ロッシにとってはプロ選手として他クラブへの移籍は初めての経験で、「36歳になってすべてを変えるのは怖かった」と移籍をためらう気持ちもあったという。しかし、ローマで同僚だった元アルゼンチン代表DFニコラス・ブルディッソSDの存在も移籍を後押しした。

「彼(ブルディッソSD)は、ボカの選手は皆プロフェッショナルだと言った。僕は彼を信じるよ。彼は僕の友人だ。わざわざ僕がフィットできない場所に連れていくことはしないだろう」

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