アシスト役でも史上最高!? メッシの“魔法”ラストパス集に反響「すべての攻撃を支配」

メッシは今季のリーガで13アシストをマークした【写真:Getty Images】
メッシは今季のリーガで13アシストをマークした【写真:Getty Images】

リーガ公式ツイッターがアシスト動画を作成 今季13アシストはトップタイ

 今季の公式戦50試合で51ゴール――。バルセロナの絶対的エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが記録したこの数字は、31歳となった今もそのゴールセンスが圧倒的なものであり、バルサがリーガ連覇を果たした最大の要因だったことは間違いないだろう。それと同時に、メッシは今季のリーガで13アシストをマーク。これはセビージャのスペイン人MFパブロ・サラビアと並び1位タイの数字であり、アシスト能力においても現代最強クラスであることがよく分かる。リーガ公式ツイッターは、そんなメッシのアシストにスポットライトを当てて、3分9秒の動画を作成。「メッシはラ・リーガの歴史の中で最高のアシスト役とはほとんど言われていない」との文章を添えて投稿した。

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 映像では11アシストを収録している。1つ目は胸トラップした瞬間に裏に抜け出すFWルイス・スアレスの動きを見逃さず、ボールを地面に落とさずに左足でループパスを送ったもの。2つ目は映像の中では唯一となるセットプレーからのアシストで、FKの場面で正確なライナー性のボールをニアサイドに送ると、これをDFジェラール・ピケがヘディングで叩き込んだ。

 ここからはすべて流れの中から生まれたものとなるが、全体的な共通点として言えるのは、相手の守備者をメッシが複数人引きつけておいてから、素早く裏のスペースを見つけ出し、パスを供給するという形だ。ダイレクトでグラウンダーパスのほか、相手を嘲笑うかのような浮き球スルーパスなど、その球種は多種多彩。対峙した相手の守備者を一気に複数人“無力化”するような見事なパスばかりだ。

 この動画公開を受けて、返信欄には「世界最高の選手」「彼はほぼすべての攻側面を支配している。 彼は最高の得点者であり、最高のアシスト役であり、最高のゲームクリエーターだ」「フットボール史上最高」「なんてパスだ」「彼だけがすべての魔法を持っている」など、ファンから称賛の声が多く届いている。

 万能アタッカーとして、キャリアを積み重ねることで輝きを増しているようにも見えるメッシ。来季以降もアシスト役としても、観る者を楽しませてくれそうだ。

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