“打倒”マンCへ、リバプールに必要な戦力は? 「今夏補強すべき6人」を英誌選出

左からFWヴェルナー、FWディバラ、MFジエク【写真:Getty Images】
左からFWヴェルナー、FWディバラ、MFジエク【写真:Getty Images】

プレミア歴代3位の勝ち点「97」もマンCに1差及ばず 来季に向けて補強すべき選手は?

 リバプールは今季のプレミアリーグで30勝7分1敗という好成績を残し、勝ち点をリーグ歴代3位となる「97」に伸ばした。しかし、熾烈な優勝争いを演じてきたマンチェスター・シティに1ポイント及ばず、悲願のプレミア制覇に一歩届かずシーズンを終えた。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」は、「リバプールが2019-20シーズンでシティを打ち破るためにサインすべき6選手」と見出しを打って特集を組んでいる。

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 今季リバプールは6700万ポンド(約95億円)でブラジル代表GKアリソンを獲得し、22回と最多のクリーンシートを記録。長年課題とされていた守護神の問題に終止符を打った。そして、GKが安定したことにより真価を発揮したのが、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクだった。最終ラインを見事に統率し、リーグ最少失点(22失点)の原動力となりPFA年間最優秀選手にも選出された。

 また、最終ラインからはファン・ダイクを筆頭に、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドと3人が、PFA年間ベストイレブンに名を連ねた。さらに、エジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネは、ともに22ゴールでアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンと並んで得点王を受賞。同チームから2人の得点王が生まれたのは、イングランド史上初の偉業となった。

 個人賞のほとんどをリバプール勢が占めたものの、肝心のリーグタイトルはまたも逃してしまった。1992年のプレミアリーグ創設以降で悲願の初優勝はまたもお預けとなったが、同誌は来季こそ王者シティから覇権を奪うべく、リバプールが補強すべき6選手をピックアップしている。

 まず1人目に取り上げたのは、RBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーだ。バイエルン・ミュンヘン移籍が取り沙汰されていたものの、最近はその可能性が薄まっているとも伝えられており、「全速力の時は捕らえることが不可能である勇猛果敢なスピードスター。ヴェルナーはリバプールで、間違いなく素晴らしいフィットを見せるだろう」と太鼓判を押している。

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