レアルOB、同胞エリクセンの移籍に太鼓判 「新たなデンマーク人が見られるのは光栄」

トットナムMFエリクセン【写真:Getty Images】
トットナムMFエリクセン【写真:Getty Images】

エリクセンがレアルと口頭合意か スペイン紙報道を受け元レアルのグラベセン氏がコメント

 トットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、レアル・マドリードとの移籍交渉で口頭合意に達した。スペイン紙「AS」が5月1日付の一面で報じた内容を受け、デンマークメディア「エクストラ・ブラデット」が2005年1月から1年半、レアル・マドリードに所属した元デンマーク代表MFトーマス・グラベセン氏のコメントを紹介している。

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 エリクセンはトットナムとの契約期間を2020年6月までとしているため、移籍金が発生する今夏にビッグクラブへ売りに出されると噂されていた。その第一候補がレアルと言われていて、1日に「AS」紙がレアルとエリクセンが年俸400万ユーロ(約5億円)で口頭合意に達し、あとはクラブ間の交渉を残すだけと報じていた。

 その報道を受けた「エクストラ・ブラデット」は、現役時代は激しいプレースタイルで“狂犬”と恐れられたグラベセン氏にコメントを求めた。「彼は世界中のどのクラブでも選ぶことができる」ので、「プレーする場所を慎重に考えるようにと言ってきた」と前置きしたグラベセン氏だったが、エリクセンがレアルでプレーすることへ太鼓判を押している。

「クリスティアンがプレーできなかったところなどない。だから、彼は今後も素晴らしい活躍を見せてくれるだろう。レアルでプレーする新たなデンマーク人が見られるのは光栄なこと。現在、クラブの再建に取り組むジダン監督が羽ばたく時に、活躍できるだけの才能を持っている」

 また「AS」紙の報道によれば、エリクセンが所属しているトットナムのダニエル・レヴィ会長は、レアルに1億5000万ユーロ(約187億円)の移籍金で放出を容認するという。高額での移籍となりそうなことから、グラベセン氏は2018年1月に1億2000万ユーロ(約150億円)でバルセロナへ移籍したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを例に出して、エリクセンが成功する秘訣を語っている。

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