神童ムバッペ、“2番目の憧れ”を告白 「ペレと同じくらい感動したのはジダンだけ」

ムバッペは以前から敬愛する人物としてペレ氏の名を挙げていた【写真:AP】
ムバッペは以前から敬愛する人物としてペレ氏の名を挙げていた【写真:AP】

“サッカーの王様”ペレを敬愛するなか、同様の感動はジダンだけと言及

 パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、世界一に輝いたロシア・ワールドカップ(W杯)後の2018-19シーズンもその決定力とスピードで圧倒的な存在感を放っている。以前から元ブラジル代表FWで“サッカーの王様”ペレ氏を敬愛していることは伝えられてきたが、“2番目”に憧れるサッカー選手に元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリード監督)を挙げた。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 ジダン監督はフランス1部ASカンヌでプロデビューを飾ると、ボルドー、イタリアの名門ユベントスを経て、レアルに加入。“白い巨人”では、元ブラジル代表FWロナウドや同DFロベルト・カルロス、元スペイン代表FWラウール、元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムらと共演した。

 監督としてもUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を果たした名ファンタジスタが現役時代に見せたプレーの数々を考えれば、20歳の神童がジダンを敬愛するのも驚くことではない。ムバッペはフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」のインタビューでこう語っている。

“2番目”に憧れる人物としてレアルを率いるジダン氏の名を挙げた【写真:Getty Images】
“2番目”に憧れる人物としてレアルを率いるジダン氏の名を挙げた【写真:Getty Images】

「ペレと同じくらい僕が感動したのは、ジダンだけ」

 ムバッペは昨年、当時19歳の若さでロシアW杯に出場し、フランスの“背番号10”を背負った。そして、決勝のクロアチア戦(4-2)での1ゴールは、W杯決勝の舞台で、1958年に17歳にしてゴールを決めた最年少記録保持者のペレ氏に次ぐ、史上2番目の若さという快挙を達成。今季はブラジル代表FWネイマールやウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニら主力の欠くPSGでエースとしてゴールを量産し、得点ランキング首位を走り続けている。

 レアル監督に電撃復帰を果たしたジダンもまた、若きスーパースターの大ファンであり、過去にはモナコに在籍していたムバッペ獲得を目論んでいたほどだ。ムバッペの獲得には少なくとも2020年夏まで待たなければならない可能性が指摘されているが、いつの日かレアルのユニフォームを着て、憧れのジダン監督の下でプレーする姿を見られるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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