「ペレとサントスの関係のように…」 バルサ会長、メッシとクラブの“永遠の関係”を切望

バルセロナFWメッシ【写真:Getty Images】
バルセロナFWメッシ【写真:Getty Images】

ワン・クラブ・マンとしての価値を強調 「引退後もクラブとの関わりを続けてほしい」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今季のリーガ・エスパニョーラで28試合出場32得点、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも6試合出場8得点と極上のパフォーマンスを見せている。バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は“永遠に”メッシとクラブの関係が続くことを望んでいるようだ。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

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 メッシは現在、クラブと2021年の夏まで契約を結んでいる。「ESPN」は「カンプ・ノウでの通算10回目の、そしておそらくは最後の契約を結ぼうと、バルトメウは考えている」と報じ、バルトメウ会長のメッシに対するコメントを紹介した。

「彼にはできる限り長くキャリアを続けてほしい。それだけ長く彼のプレーを楽しめるからね。リオネルは境界線を取っ払ったんだ。誰もが彼を尊敬し、アウェーではライバルのファンからも拍手を受けるようになった」

 メッシがいかに特別な存在かを語ったバルトメウ会長は、「彼との契約を延長したいと思っている。ピッチ上のパフォーマンスを見れば分かるとおり、彼はまだまだ若い。常に向上し、革新的であり続けているんだ」と契約延長への意欲も明言。さらに、プレー外の面での重要さについても言及している。

「メッシは“ワン・クラブ・マン”であり、これは彼がピッチ上で成し遂げてきたことよりも価値のあることだ。バルサとの関係は永遠に続く。ペレとサントスの関係のようにね。我々はメッシに常にバルサにいてほしい。現役のうちはもちろん、引退後もクラブとの関わりを続けてほしいと思っているよ」

 すでにクラブ史上最多得点記録を樹立し、最近は公式戦最多出場記録でもヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの記録を抜いて2位(1位はMFシャビ・エルナンデス)に躍り出たメッシ。選手としてはいつか引退を迎えるとしても、バルセロナとの関係は本当に“永遠”となるのかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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