ヴォルフスブルク時代の2009-10シーズン以来となるCL出場への渇望を明かす

　元日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトは、6日にアウェーでシャルケと対戦する。現在リーグ4位につけるフランクフルトに対して、シャルケは14位と残留争いの渦中。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は「過去長い間、フランクフルトはシャルケに対して挑む立場だったが、今は違う」として、今季躍進を果たすフランクフルトで中心的役割を担う長谷部にスポットライトを当てている。

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　フランクフルトは現在、勝ち点49の4位。3位RBライプツィヒを勝ち点3差で追い、5位ボルシアMGとは勝ち点2差となっている。「キッカー」誌は長谷部の「100%を出せば（シャルケに）必ず勝てると思います」というコメントを引用し、4位以内に与えられる来季UEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権争いに向けたフランクフルトの立ち位置を分析した。

　終盤戦では選手層の厚みが大きな要素となるが、同紙は長谷部が「誰が出ても同じクオリティーを保てる」と明かしたことを紹介。同時に「まだ3位も狙えます。ただ、あくまで謙虚に、一つひとつの試合にフォーカスする必要がありますね」とのコメントも残しており、しびれる戦いにも動じずに臨んでいることが分かる。

　長谷部は2009-10シーズンにヴォルフスブルクでCLに出場した経験を持つが、「本当にもう一度、CLに出たいんです。フランクフルトとともに」と欧州最高峰の舞台への渇望を明かしている。今季はUEFAヨーロッパリーグで準々決勝に進出しているフランクフルトと長谷部だが、来季は“ともに”さらに一つ高いレベルに到達できるだろうか。終盤戦の戦いに期待が高まる。

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