自信をつけている19歳ザニオーロ、3月シリーズでのデビューの可能性を指揮官が示唆

　イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督は、3月の代表活動を前に記者会見を行い、ASローマ所属で19歳の新鋭MFニコロ・ザニオーロのデビューに前向きな言葉を残した。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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　イタリアは3月シリーズで、現地時間23日にフィンランド、26日にリヒテンシュタインと2020年欧州選手権（EURO）予選を戦う。これが予選開幕の2試合となるだけに、ボスニア・ヘルツェゴビナやギリシャが同居するなかでは確実に2連勝したいカードだ。

　マンチーニ監督は、これまでにもA代表に招集された経験を持つものの、試合出場はしていない19歳のザニオーロについて問われると、デビューの可能性に言及した。

「ディフランチェスコ（前ローマ監督）が彼をほとんどの試合で起用したことにより、絶大なる自信を彼に与えてくれたことは大きなメリットだ。そして、常に良いプレーをしている。もちろん、若手選手というのは時に難しい状況を迎えることはあるがね。彼には、他の選手たちと同じくデビューするにふさわしいクオリティーがある」

　今回のイタリア代表には、ユベントスからも19歳の新鋭FWモイーズ・キーンが招集されている。昨年、60年ぶりにワールドカップ出場を逃し、大幅な世代交代を断行しながら強豪の復権を目指すイタリア代表で、2人のティーンエージャーたちがどのようなプレーを見せてくれるのかは、注目ポイントと言えそうだ。

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