誕生秒読み段階のクロップ政権で定位置奪回

　こうした苦境の間、励みになっていたのは前主将スティーブン・ジェラードの言葉のようだ。サコは米国へ渡ったクラブのレジェントと、今でも連絡を取りつづけているようだ。
「スティーブンは模範的な選手だ。彼はたまにメールを送ってくれるんだ。この前のUEFAヨーロッパリーグでキャプテンマークを巻いた時には祝福のメールをくれたよ」
 リバプール新監督には前ドルトムントのユルゲン・クロップ監督就任が近づいていると報じられている。オリから解き放たれたと自称するフランス代表DFは、新指揮官の下ではレギュラーの座を取り戻すことができるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images