首位攻防からダービーまで、欧州各地で注目カードが目白押しの”スペシャルデー”

「ファンタスティック4」が無敗の王者バイエルンに挑む

 10月4日は、欧州各地で注目カードが目白押しの1日になっている。

 まずドイツ・ブンデスリーガでは、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが、3連覇中の王者バイエルン・ミュンヘンに挑む。開幕7戦7勝で勝ち点21とパーフェクトな戦いを続けるバイエルンに対し、ドルトムントは5勝2分の勝ち点17で2位。1試合では逆転不可能な首位決戦だが、アウェーとはいえマイスター・シャーレを争うレースからバイエルンを抜け出させないためにも、ドルトムントは食い下がりたいところだ。

現在10得点をマークし、得点ランキングのトップに立つバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキにとっては古巣対決。同2位の9得点を挙げているFWピエール・エメリク・オーバメヤンや香川を含む「ファンタスティック4」を擁するドルトムントと、どちらがより多くのゴールを奪うだろうか。

プレミアリーグではエバートンとリバプールによるマージーサイド・ダービーと、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドによる名門対決が組まれている。

 開幕からの低調なパフォーマンスでブレンダン・ロジャース監督の解任論まで出ているリバプールは、前節の勝利で3勝2分2敗の勝ち点11。なんとか勝ち星先行の状態に戻した。一方で、エバートンも勝ち点12と、互いに中位にいる。ここから上位陣に食らいついていけるのか、それとも中位から下位に沈んでしまうのか。今季の分水嶺となる重要なダービーになりそうだ。

 

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