バイエルン相手に5得点4アシストのロイス 香川とのコンビで王者撃破なるか

ドルトムント勝利のためには、スーパーエースの復活が必要不可欠

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが、現地時間の4日に開幕から無傷の7連勝を続けるバイエルンとの直接対決に臨む。

 “バイエルン・キラー”として知られる香川もキーマンの一人だが、それ以上に期待が懸かるのがドイツ代表MFマルコ・ロイスだ。ドルトムント公式サイトによれば、香川とも抜群のコンビネーションを築くスーパーエースは、過去バイエルンを相手に計12試合で5得点4アシストと、こちらもキラーぶりを発揮。結果を残し続けている。

 今季は左足親指骨折で離脱するなど、コンディションが万全でない状態が続く。ここまでリーグ戦では5試合350分間の出場にとどまっており、フル出場は一度もない。ともにドローに終わったホッヘンハイム戦、ダルムシュタット戦では、いずれも地元メディアの採点でチーム最低評価を下されるなど本領発揮に至っていない。

 それでも、開幕から盤石の強さを見せる王者撃破のためには、バイエルンと好相性のロイスの復活は必要不可欠だろう。今季開幕前のプレシーズン中には、「好調のカガワと万全の状態のロイスはシーズン成功の基盤になる」と絶賛の的になった2人が額面通りの実力を発揮すれば、絶対王者撃破も決して夢ではないはずだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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