メッシ不在のバルサがリーガで2敗目 スアレスは「代償を払った」と嘆く

決定力不足に泣き、反撃はPKの1点のみ

 左膝靭帯損傷でエースFWリオネル・メッシを欠くバルセロナが、3日の敵地セビージャ戦に1−2で敗れた。シュート6本を打ちながらも不発に終わったウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、決定力不足による敗戦に「代償を払った」と嘆いている。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 昨季の三冠王者は、絶対的エースのメッシが9月26日のラス・パルマス戦で全治7週間の怪我を負い、戦線離脱を余儀なくされた。そしてこの日、先月23日のセルタ戦に続くよもやの2敗目を喫したことに、スアレスは悄然としている。

 「前半、試合をコントロールしたことは大いに評価できるところだと思う。リードできるチャンスが多かった。でも、そのチャンスで決めなければ、代償を払うことになる」と語った。後半に立て続けに2失点を喫し、反撃は後半29分のブラジル代表FWネイマールのPKのみ。チャンスを生かせず、相手に先手を奪われ試合を難しくしてしまった。

「少なくとも敗北という結果は相応しいとは感じていない。日程が厳しいことは承知の上だ。セルタ戦では良いプレーをできなかったが、この試合で勝つチャンスはあった。ディフェンスやゴールキーパーや誰かを責めることはできない。我々はチームだ。他人を責めても、自分たちが傷つくだけだ」

 スアレスはこう試合を振り返り、早期の立て直しを誓った。果たしてバルサは、「MSN」と呼ばれた最強3トップの主役メッシの不在を、一丸となって乗り切ることができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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