ミラン監督に痛烈に皮肉られた本田 前日練習でチームに意地の合流

クラブ公式サイトが練習復帰を発表

 ACミランの日本代表MF本田圭佑は今週、インフルエンザにかかり、発熱したことで3日間ダウン。そのことを、シニシャ・ミハイロビッチ監督に記者会見の席上で「なんてダメなサムライだ!」と痛烈に皮肉られたが、本田は10月4日の本拠地ナポリ戦の前日までに体調を回復させ、チームに意地の合流。22人のメンバーに入ったと、ミランの公式サイトがレポートしている。

 本田は9月27日に行われた前節ジェノア戦で、4試合ぶりに先発から外れた。そしてその後、インフルエンザを発症し、練習を回避していたとクラブは発表していた。

 だが、ミランの公式サイトは、ナポリ戦前日となる10月3日の練習の模様をレポート。「本田はチーム練習に合流しましたが、マリオ・バロテッリはジムで別メニュー調整をしました」と、2人の状況を発表したのだ。周囲への感染のリスクがないと判断されたのか、本田はナポリ戦に向けた22人のメンバーに名を連ねたという。

 今季無得点、アシストゼロと沈黙を続け苦境に立たされている本田。発熱で苦しんでいた最中には、指揮官に強烈に皮肉られていた。3日に開かれたナポリ戦の前日記者会見で、コンディション不良の背番号10について記者から質問されたミハイロビッチ監督は、「サムライは3日熱があるんだ。なんてダメなサムライだ」と皮肉をこめて発言。続けて本田の現状について質問された指揮官は、「日本人が発熱するなんて初めて見た。しぼんでしまったように見える。3日間も熱があったら、試合には出ないだろう」と真顔で語っていた。

 

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