ノルウェーの神童、不遇だったレアル時代の苦悩告白 「自分に自信が持てなかった」

ウーデゴールがレアル時代を振り返った【写真:Getty Images】
ウーデゴールがレアル時代を振り返った【写真:Getty Images】

16歳で名門レアルと6年契約を結ぶも2年間で出場1試合…その後オランダに期限付き移籍

 オランダ1部フィテッセのMFマルティン・ウーデゴールは、かつて16歳の若さでレアル・マドリードと6年契約を結び、“ノルウェーの神童”と謳われた。レアルではリーグ戦1試合に出場したのみで、オランダでの武者修行は3年目に突入したが、20歳となったアタッカーはレアルでの経験について言及。「自分自身に自信が持てなかった」と当時を振り返った。

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 ウーデゴールは2014年、15歳の若さで母国ノルウェーのストレームスゴトセトIFでプロデビュー。最年少出場記録を更新し、瞬く間に世界のトップクラブから狙われる存在となった。そして15年1月、争奪戦の末にレアルと6年契約を締結した。

 しかし、2年間でリーグ戦に出場したのは1試合のみ。17年1月にはオランダ1部ヘーレンフェーンに期限付き移籍。今季はフィテッセに期限付き移籍でプレーの場を移している。

 ノルウェー誌「AD」でレアル時代を振り返ったエデゴーは、神童と呼ばれて鳴り物入りで加入したものの、当時は「自分自身に自信が持てなかった」という。

「僕は多くのクラブに行くことができたけど、レアル・マドリード行きは夢だった。彼らは世界最大のクラブであり、僕にとって最良の選択肢だったね。そこでトップチームのトレーニングを受けて、(ジネディーヌ・)ジダンの下でカスティージョ(セカンドチーム)でもプレーした。ストレームスゴトセトから大きな一歩を踏み出し、(スペイン代表DF)セルヒオ・ラモスや(ポルトガル代表FW)クリスティアーノ・ロナウドらスター選手たちと一緒にプレーするようになったんだ」

 また、ウーデゴールは移籍した当時、2人の妹と母がノルウェーに残り、父だけが一緒にマドリードまで来ていたことを告白。家族が別居する状況を作ったことを「犠牲」という言葉で表現したが、ビッグクラブに移籍するために大きな決断だったと振り返っていた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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