“バイエルンの補強失敗劇”にポドルスキが不名誉な選出 「自身の状況に不満を露呈」

バイエルンの3年間は冷遇されたポドルスキ【写真:Getty Images】
バイエルンの3年間は冷遇されたポドルスキ【写真:Getty Images】

独メディアが特集、バイエルンの3年間は冷遇されたポドルスキ

 ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキはキャリアを通して多くのビッグクラブを渡り歩いてきた。そのキャリアのなかでブンデスリーガの名門クラブであるバイエルンにも所属したが、独メディア「sport.de」は「バイエルンにとって最大の補強失敗劇」との特集を組み、ポドルスキもその1人に挙げられた。

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 バイエルンをはじめ、アーセナルやガラタサライなど各国の名門クラブでプレーしてきたポドルスキは、2017年夏に神戸に加入。昨季はキャプテンに任命され、チームを牽引した。

 一方、記事ではバイエルンにとって失敗となった過去の補強策を挙げていて、現在も所属しているポルトガル代表MFレナト・サンチェスを含め、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(現ドルトムント)、スイス代表MFジェルダン・シャキリ(現リバプール)ら合計で18選手をピックアップ。そこに、ポドルスキも名を連ねることになった。

「2006年のワールドカップ(W杯)後、“ポルディ王子”はミュンヘンに引っ越した。当時21歳だったが、大親友のシュバインシュタイガーと談笑する代わりに、自身の状況に不満を露呈していた。3年の月日を過ごすと、彼はケルンへと帰って行った」

 ポドルスキは06年に1000万ユーロ(現在のレートで約12億5000万円)の移籍金でバイエルンに加入し3年間在籍したが、当時は元イタリア代表FWルカ・トーニ、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼら強力なストライカー陣に押しのけられる形で出場機会を失い、不満を募らせていたようだ。

 それでもドイツ代表では決定的な活躍を披露し続け、14年W杯優勝も経験。アーセナルとガラタサライでも結果を残し、現在Jリーグに熱狂をもたらす世界的名手の1人として輝きを放っている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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