スター軍団、ウェールズが歴史的躍進 FIFAランクでイングランドを初めて抜き9位に
4年前の117位からジャンプアップ。英国は10位、日本は57位
国際サッカー連盟(FIFA)は3日に最新のFIFAランキングを発表した。日本代表は前回の発表時より2つ順位を下げて58位となった。
1位のアルゼンチン、2位のベルギー、3位がドイツと上位の国に大きな変動はなかったが、南米選手権を制したチリが2つ順位を上げて8位に上がった。また、イングランド代表が2つ順位を下げて10位となり、9位のウェールズが史上初めてイングランドを上回った。レアル・マドリードFWギャレス・ベイル、アーセナルMFアーロン・ラムジーらワールドクラスのスターを擁するウェールズは2011年8月の時点では117位だった。4年間で世界のトップレベルに急成長したことが示されている。
アジアの最上位はイランの40位で、韓国が3つ順位を下げつつ、日本のランキングで1つ上の57位。オーストラリアは61位と、60位前後に日本を含むアジアのライバルが固まっている。日本がロシアワールドカップアジア2次予選で3日に対戦するカンボジアは180位、8日の対戦相手であるアフガニスタンは130位と発表された。
今回のランキング上で、最も順位を上げたのは181位のフィジーで、前回の198位から17位順位を上げるジャンプアップとなった。主要な強豪国ではブラジルが5位、スペインが11位、オランダが12位、イタリアが16位、フランスが24位だった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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