日本代表、ベネズエラ戦は1-0で後半へ 酒井が華麗なジャンピングボレーで代表初ゴール

先制ゴールを挙げた酒井【写真:Getty Images】
先制ゴールを挙げた酒井【写真:Getty Images】

堂安と中島がチャンスを逃すなか、前半39分に酒井が見事な先制弾

 森保一監督率いる日本代表は16日、国際親善試合ベネズエラ戦を迎えた。大分スポーツ公園総合競技場への移動で渋滞に捕まり、両チームともキックオフ1時間前を切って会場入りする事態となったが、予定どおり19時30分にスタート。日本はFIFAランキング29位のベネズエラに押し込まれる時間が続くなか、前半39分にDF酒井宏樹(マルセイユ)がセットプレーから鮮やかなジャンピングボレーで先制点を決め、1-0で前半を折り返した。

 森保監督は前日会見で「ウルグアイ戦のメンバーがベース」と語ったとおり、ウルグアイ戦のスタメン8人を起用。GKにはA代表デビューとなるシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)、DFには酒井宏樹(マルセイユ)、20歳になったばかりの冨安健洋(シント=トロイデン)、吉田麻也(サウサンプトン)、佐々木翔(サンフレッチェ広島)が並んだ。

 中盤のボランチには遠藤航(シント=トロイデン)と柴崎岳(ヘタフェ)が入り、サイドハーフに中島翔哉(ポルティモネンセ)と堂安律(フローニンゲン)、トップ下に南野拓実(ザルツブルク)と3人が2列目に並び、1トップに大迫勇也(ブレーメン)という4-2-3-1の配置となった。

 日本は前半11分、ゴール前でのバックパスをベネズエラにカットされてピンチを招く。GKシュミットが飛び出すもシュートを放たれ、ボールはゴールへ一直線。しかし、A代表2試合目の冨安がライン上ギリギリでクリアし、なんとか失点をしのいだ。

 日本は両サイドの中島と堂安の仕掛けから相手陣内に攻め込むが、ペナルティーエリア前で跳ね返されてなかなかチャンスを作れず。中盤でのパスミスも多く、逆に前半15分、20分とベネズエラにミドルシュートを打たれてゴールを脅かされた。

 迎えた前半26分、中島の縦パスを起点にゴール前の大迫につなぎ、右サイドに展開。堂安は飛び出してきた相手GKの動きを見極め、利き足とは逆の右足でチップキック気味のシュートを狙ったが、ボールはわずかに左に逸れてゴールとはならなかった。

 さらに前半30分、最終ラインからのロングフィードに抜け出した南野が中央にセンタリングを供給。大迫が走り込んでいたが相手DFにカットされて、シュートは打てず。同35分の中島のシュートも相手GKの好セーブに遭ったが、その4分後に中島のFKを酒井がファーサイドに飛び込んでジャンピングボレーで合わせ、1-0で前半を折り返した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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