アーセナル新守護神のチェフが大活躍 鬼神のセーブに称賛の声集まる

敵将も脱帽

 アーセナルの新守護神となったチェコ代表GKペトル・チェフは24日、本拠地リバプール戦で鬼神のセーブを見せ、敵将ブレンダン・ロジャース監督などから絶賛されている。
 
 スコアレスドローに終わった試合後、ロジャース監督はテレビ局「スカイ・スポーツ」のインタビューで今季チェルシーからやってきた守護神を称賛した。
「チェフは10分から15分からの間、重要なセーブを見せた。彼におめでとうと言いたい」
 試合開始直後、リバプールは猛攻を仕掛けたが、鬼神のセーブを2度も見せたチェフに阻まれていた。
 また、意外な男もチェフのパフォーマンスをたたえている。レアル・マドリードへの移籍問題のこじれからマンチェスター・ユナイテッドで出場機会を失っているスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、自らのツイッターで「ペトル・チェフに拍手、拍手、拍手」と絵文字で称賛を送っている。
 英BBCスポーツは「チェフがアーセナルに1ポイントもたらす」という見出しで特集し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出している。ウェストハムとの開幕戦では珍しく不安定なプレーで批判を浴びた守護神だが、チェフ以外に目立った補強のない強豪の中で、早くも主役となっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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