韓国メディアが“日韓17歳”を比較 久保建英の才能評価も「技術の差は明らか」と指摘

(左から)久保建英、イ・ガンイン【写真:ⒸAFC&Getty Images】
(左から)久保建英、イ・ガンイン【写真:ⒸAFC&Getty Images】

バレンシア所属のイ・ガンインがプレーでも実績でも上回ると強調

 U-19アジア選手権の準決勝で、日本はサウジアラビアに0-2で敗れたが、準々決勝でインドネシアを破りベスト4に進出したことで、来年のU-20ワールドカップ(W杯)ポーランド大会の出場権を獲得した。

 今大会でも注目を浴びた日本の久保建英について、韓国メディアはバレンシアに所属する17歳のMFイ・ガンインと比較している。

 スポーツ専門サイト「スポータルコリア」は、「U-19アジア選手権での久保のプレーはとても良かった。北朝鮮とのグループリーグ初戦では、芸術的なFKを決め、イラクを相手にアシストも記録した」と評価している。

 そして、「韓国サッカー界が久保に注目する理由は、イ・ガンインと同じ2001年生まれだからだ」と、才能あふれる日韓の若きフットボーラーについて比較を始めた。

「久保とイ・ガンインは『FOXスポーツ・アジア』が選定する『世界のサッカーを支配するアジアの有望株5人』の中に入った。ただ、イ・ガンインが1位だった。久保がそこに入ったからといって、実力が同じだということではない。それは所属チームでの状況を見ればよく分かる。久保は日本のJリーグ、イ・ガンインはスペインリーグでプレーしている」

 さらに同サイトは、「久保は今年8月にヴィッセル神戸を相手に、横浜F・マリノスでデビューゴールを決めた。今季は(横浜FMで)リーグ3試合に出場している状態。一方、イ・ガンインは10月31日にスペイン国王杯4回戦で、トップチームデビューを果たした。有望株とはいえ、出発から違い、技術の差も明らかだ。そもそも比較対象ではない。久保がイ・ガンインを超えるためには、実力の証明が必須だ」と報じている。

 現状の結果においては、イ・ガンインが一歩前を進んでいるのは確かだが、久保が国際大会で活躍すればするほど、韓国での注目度は、これからも高くなるだろう。日本と韓国が生んだ若き才能の、今後の成長が楽しみだ。

(金 明昱 / Myung-wook Kim)



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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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