元英代表が岡崎のプレーに“意外な”高評価 「感銘的で別格だった」

絶え間ない努力でつかんだ進化の形

 レスターの日本代表FW岡崎慎司は8日、今季リーグ開幕戦となった本拠地サンダーランド戦でフル出場し、4-2の勝利に貢献した。元イングランド代表MFは、ボールタッチ、視野という岡崎の最も“意外”な部分を高く評価している。
 前線から絶え間ないプレッシングでチームの勝利に貢献した侍ストライカーには試合後、称賛が待っていた。衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説者を務める元英代表MFポール・マーソン氏は、岡崎のプレーに感銘を受けていた。。
「岡崎はとても良かった。バルディ、シュルップ、マーレズのようなスピードはないが、彼は高 い位置でボールをキープしていた。最高のボールタッチに、最高の視野。とても感銘的だった。彼は別格だと考えている。大型ではないし、実際のところ小柄だが、とても良かった」
 スピード、サイズというプレミアリーグで重要視されるアスリート能力以外の部分で、現役時代アーセナルなどで活躍した同氏は岡崎を評価した。運動量、献身性、決定力を武器とする岡崎だが、視野、ボールタッチといった泥くさいストライカーらしからぬ部分で「別格」と評価された。
 進化を求めてやまない岡崎は、欠点を補う努力を日々続けてきた。そして悲願のプレミアの舞台で「別格」と評価されるまでに至った。また、スカイは、岡崎に両軍で2番目の高い評価である「7」点の高い採点を与えている。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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