「イタリア名門3クラブに在籍した10人」に海外紙注目 天才バッジョら歴代名手を選出

(左から)イブラヒモビッチ、ロベルト・バッジョ、ピルロ【写真:Getty Images】
(左から)イブラヒモビッチ、ロベルト・バッジョ、ピルロ【写真:Getty Images】

セリエAで3つのビッグクラブのユニフォームを着た男たち

 アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは先日、ユベントスからACミランに移籍することを発表した。セリエAでは2013年から16年まで所属したナポリを含めて、3つ目のビッグクラブに所属することになった。この事実に注目したスペイン紙「マルカ」は、これまでにセリエAで3つのビッグクラブに所属した10人の選手を紹介。元イタリア代表FWロベルト・バッジョや元イタリア代表MFアンドレア・ピルロら錚々たる顔ぶれが並んだ。

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 世界中のリーグを見渡しても、その国を代表するようなライバルクラブ間を渡り歩くことは、“禁断の移籍”との認識が強い。その代表格と言えるのはスペインの二大クラブであるレアル・マドリードとバルセロナで、2000年に元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴが移籍した際には波紋を広げた。

 しかし、名門と呼ばれるビッグクラブ間の移籍に対して、比較的寛容で活発に選手が移動している国と言えばイタリアだろう。今回「マルカ」紙は、王者ユベントスとACミラン、インテルの“北の三強”を軸に、近年のリーグで上位の常連となっているナポリ、ローマを加えた計5クラブのうち、3つのクラブに在籍した選手のなかから象徴的な選手を取り上げている。

 筆頭として挙げるのなら、やはり“偉大なるポニーテール”と呼ばれた天才バッジョは外せない。1990年にユベントスへすると94-95シーズンにスクデットを獲得。その翌年にミランへ移籍すると、1年目にリーグ制覇を果たしている。その後、ボローニャを経て、98年にインテルへ移籍し、3つのビッグクラブを渡り歩くこととなった。

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