「悲観的に答えた意図はない。奇跡と私は思っていない」

「奇跡という言葉は、自分には昔の話でブラジルを破ったことで言われている。決してそうは私も選手も思ってはいないこと。奇跡という言葉が独り歩きしている。また同じことを言われたので、勝てれば小さな奇跡だと。悲観的に答えた意図はない。勝つためにコロンビア戦に向けて準備をして、それが実現できた。奇跡と私は思っていない」

　世論では「奇跡」と言われていても、それはしっかりと準備をした“必然の勝利”であり、「奇跡とは思っていない」と西野監督は断言した。

　DF長友佑都をはじめ、選手たちからは「セネガルが（グループで）一番強い」との声もある。過去3度の対戦成績は1分2敗だが、エカテリンブルクの地で初勝利をつかめるだろうか。