ギネス認定の50歳カズ「これが最後になるのは嫌」 “世界最年長ゴール”更新を予言

昨年3月のJ2で決めたゴールが「最年長プロサッカー選手」として認定

 新シーズンの開幕を目前に控えたJリーグは15日、各クラブの選手・監督が集結する「2018Jリーグ・キックオフカンファレンス」を開催。昨年3月のJ2リーグ第3節横浜FC対ザスパクサツ群馬戦で得点した元日本代表FW三浦知良(横浜FC)が、「リーグ戦でゴールを決めた最年長のプロサッカー選手」としてギネス記録に認定され、セレモニーが行われた。

 50歳14日の一撃が「リーグ戦でゴールを決めた最年長のプロサッカー選手」としてギネス記録に認定された。そのゴールで世界に名を轟かせたキングは、全く満足するような気配を見せなかった。

「記録はすぐに破られるでしょう」

 壇上でそう話した言葉の真意は、他の誰かに破られるという意味ではなかった。

「ギネスというのは子どもの頃に聞いたネーミングで、こういうところに載る人は凄いなと思っていたもの。でも、これが最後のようになってしまうのは嫌ですから。自分でその記録を破る意気込みでやれればいい」

 あくまでも、記録を破るのは自分自身であるという意気込みを示した。今月26日の誕生日で51歳となるが、新シーズンに向けては「コンディションは良いと思います」と話し、「まずは開幕戦。目の前の1試合でゴールをするのが目標」と、再び自身のゴールで記録を更新していこうとしている。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web

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