レアル移籍浮上のネイマール、CL直接対決後に去就言及「何も決まっていない」

CL16強第1戦、敵地レアル戦は先制するも1-3逆転負け

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表ネイマールは現地時間14日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント第1戦、敵地でのレアル・マドリード戦に出場して先制点をアシストしたが、チームは1-3で逆転負けを喫した。レアル移籍の噂がメディアを賑わすなかでの試合後、ブラジルの至宝は「何も決まっていない」と語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 試合は前半33分、ネイマールのヒールパスを受けたMFアドリアン・ラビオが利き足と反対の右足で蹴り込んでPSGがアウェーゴールを奪って先制した。しかし、前半終了間際にレアルのポルトガルFWクリスティアーノ・ロナウドがPKを決めて同点となり、後半36分にも再びロナウドにネットを揺らされて逆転されると、同41分にはDFマルセロに3点目を奪われた。

 ネイマールは試合後、「何も決まっていない。まだセカンドレグ(第2戦)が残っている」と語った。バルセロナでプレーしていた昨季CLベスト16では、PSGを相手に第1戦0-4の敗戦から合計スコア6-5という奇跡の大逆転を経験しているだけに自信に溢れたコメントを残している。

 また、記者からはメディアを賑わせるレアル移籍話についても質問が飛んだ。これについては「僕はPSGと契約している。今はPSGに集中している。ここで幸せだ」と話すにとどまっている。

 PSGは3月6日に本拠地で行われる第2戦でレアルを迎え撃つ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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