ネイマール、2分間で二度の“ゴール未遂”にPSG驚愕 ポスト&バー直撃「もはや芸術の域」

決勝弾をマークしたトゥールーズ戦、2分間でポストとバーを叩いて追加点ならず

 パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間10日のリーグ第25節敵地トゥールーズ戦に1-0で勝利し、リーグタイトル奪還へ首位をがっちりキープしている。この試合、両チームを通じて唯一のゴールを挙げたのがPSGのブラジル代表FWネイマールだが、得点以上に注目されたのが2分間でバーとポストに二度当てた“ゴール未遂”だった。

 0-0で迎えた後半23分、PSGは右サイドのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアから左サイドを駆け上がったネイマールへサイドチェンジのロングパスが通り、一気にペナルティーエリア内に攻め込む。対峙したマーカーを鋭い切り返しで外し、バランスを崩しながら左足でフィニッシュ。シュートはカバーに来たDFに当たって軌道が変わり、トゥールーズのゴールに突き刺さった。

 待望の先制点は価値ある決勝弾となったが、その10分後にも絶好のチャンスが訪れていた。後半33分、再び左サイドでボールを受けたネイマールはカットインしながらペナルティーエリア内に侵入し、そのまま右足を一閃。狙いすました一撃はDFの間を抜け、横っ飛びした相手GKの手も届かない絶妙なコースに飛んだが、わずかに右にずれてポストを叩いた。

 さらに、後半35分には三たび左サイドでボールを託されたネイマールが、マーカーのタックルをかわして約20メートルの位置からミドルシュートを選択。ボールは一直線にゴール方向に飛んだが、今度はクロスバーを直撃し、追加点を奪うことはできなかった。

 

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