バルサDFピケ、“黙れポーズ”で騒動拡大 スペイン紙は出場停止処分の可能性を指摘

エスパニョールとのバルセロナダービーで価値ある同点弾を決めるも…

 バルセロナは現地時間4日に行われたリーガ・エスパニョーラ第22節エスパニョール戦を1-1のドローで乗り切り、開幕戦から続く無敗記録を22に更新した。チームに勝ち点1をもたらしたのはスペイン代表DFジェラール・ピケのヘディングシュートだったが、問題視されているのはゴール後のセレブレーションだ。エスパニョールファンを挑発するものだったとして、スペイン紙「マルカ」が出場停止の可能性を言及している。

 ピケの行動が物議をかもしたのは、エスパニョール戦の後半37分のこと。バルサは0-1と1点ビハインドの状況で、左サイドで得た直接FKのキッカーをアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが務め、クロスをピケが合わせて同点ゴールをゲットした。敵地でのバルセロナダービーでバルサにとって大きな同点ゴールだったが、この後ピケはゴール裏のサポーターに向けて“黙れ”と言わんばかりに人差し指を唇に当てた。

 この行動は現地で騒動になっており、同紙は侮辱行為と取って1試合から3試合の出場停止処分が下る可能性があると記している。

 一方で、バルサ贔屓のスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」のイベントに登場した人気解説者のギャリー・リネカー氏は「ピケが時たま、こんなことをするのは普通のことだし、ユーモアセンスがあると感じている。エスパニョールファンの怒りも分かるが、これまでもっとひどい行動も見てきた」とピケを擁護している。ツイッター含めて何かと世間を騒がせるピケだが、今回の件も賛否両論となっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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