「香川真司は特別な選手」と名手シャビ・アロンソが称賛 「日本代表で重要な存在だ」

勝利の味を知り尽くした名司令塔が、幾度となく対戦した香川について言及

 卓越したパスセンスを武器に、クラブや代表で数々のタイトル獲得に貢献し、昨季限りで現役を引退した元スペイン代表MFシャビ・アロンソ氏が、「Omnisport」のインタビューに応じ、バイエルン・ミュンヘン在籍時に幾度となく対戦してきたドルトムントMF香川真司について語った。

 シャビ・アロンソ氏は現役時代、リバプール、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンとビッグクラブを渡り歩き、いずれのチームでも不可欠な司令塔として君臨した。リバプールでは“イスタンブールの奇跡”と呼ばれる2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でもプレーし、自身初の欧州制覇を経験。09年から5シーズンを過ごしたレアルではリーガ・エスパニョーラ制覇1回とCL優勝1回、14年から3シーズンを戦ったバイエルンではブンデスリーガ3連覇を果たした。

 スペイン代表としても08年と12年の欧州選手権、10年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)と、前人未到のメジャートーナメント3連覇を経験。まさに勝利の味を知り尽くした名司令塔だが、バイエルン在籍時には幾度となく、タイトル争いの最大のライバルだったドルトムントと戦い、香川とも中盤で対峙してきた。

「Omnisport」のインタビューで、日本が誇るアタッカーについて「香川真司はとても特別な選手だと思う」と切り出したシャビ・アロンソ氏は、「インテリジェンスがあるし、うまく動き回りながら精度の高いラストパスを出せる」と称賛。ボールを持たない時の動きや、チャンスメーカーとしての能力も高く評価していた。

 

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